2014年10月31日

静かな調べ

追悼ミサ

水曜日、母を看取ってくれた病院で行われた「追悼の祈りの集い」に参加しました。
小さなホールの大きな窓からは明るい陽射しがやわらかくさしこんでいます。
窓の外の緑が、この静かな空間を一層やわらげてくれます。
聖歌をかなでるオルガンの音色が響くと、知らぬ間に涙がこぼれて・・・。
歓談の時間に2F担当のシスターが声をかけてくれました。母の入院はひと月と短かった
ので初めてシスターとお会いしたのですが、そのお話から、母が最期まで大事にされて
いたことが窺えて、感謝の気持ちで一杯になりました。
お世話になった看護師さんやMSWさんへは、母の想いの分までお礼を述べました。
夜中に亡くなり、お世話になったスタッフの方とはそのままになっていたのが気がかり
でしたので、直接言えて本当に良かった。
母は戦中派で苦労人でした。年老いて意識障害となってからは本望でないだろう人生
(入院生活)を3年も送ることになって、それが忍びなくて仕方のない私でしたが、
壮絶な人生の幕を閉じた所はとても温かく安らかな場であったことが救いです。

ここで看取られた方の芳名帳の前へ、遺族と病院スタッフが一本ずつ献花をしました。
大好きな花に囲まれて天国でにっこりしている母の顔が見えました。

父母は大往生でしたから、家族を失って悲嘆にくれる人向けのグリーフケアは私には
無用と思っていましたが、こうやって亡き母の面影に想いをはせる時空が大切である
こと教えてもらったように思います。
posted by yoko at 11:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 在宅介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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